NPO法人知的障がい者サッカー推進連盟(FPFID)にお問い合わせいただく、よくある質問と回答をまとめました。
子どもが「知的障がい」を抱えているのですが、サッカーに興味を持ってくれるか不安です。
見学や体験参加はできるのでしょうか?
お問い合わせありがとうございます。定期的に行っているスクールは公開練習日を設けております。体験参加はもちろん可能ですし、ご家族の方との面談もさせていただければと思いますので、お気軽に見学にいらしてください。
知的障がい者サッカーって、どんなスポーツなんですか?
お問い合わせありがとうございます。まず障がい者サッカーには7つの種目があります。
●アンプティーサッカー/切断障がいのある人が競技しています
●電動車いすサッカー/様々な難病や障がいのある人が競技しています
●ソーシャルフットボール/精神障がいのある人が競技しています
●FID サッカー/知的障がいや発達障がいのある人が競技しています
●デフサッカー/聞こえにくい人や聴こえない人が競技しています
●CPサッカー/脳性麻痺のある人が競技しています
●ブラインドサッカー/視覚障がいのある人が競技しています
その中で、私たちはFIDサッカーを主に支援しています。ルールは一般のサッカーと全く同じです。国内では約7200人のプレーヤーがおり、オリンピック・パラリンピックと同様に4年に1度「INAS-FIDサッカー世界選手権大会」が行われています。第1回大会が開かれたのは1994年のこと。オランダではじめて開催されたこの国際大会は、2002年日韓ワールドカップ以降、FIFAワールドカップ開催年に同じ開催国で行われており(2018年は例外的にロシアではなくスウェーデンで開催)、通称「もうひとつのワールドカップ」と呼ばれています。
法人名でもある「FPFID」は、どういう意味の言葉なのでしょうか?
お問い合わせありがとうございます。「football promoting federation for Persons with Intellectual Disability」の略称です。FPがサッカー推進連盟で、FIDが知的障がいを持つ人(for Persons with Intellectual Disability)を意味しています。ちなみに国際知的障がい者スポーツ連盟の略称は「INAS-FID」です。知的障がいを持つ人たちの国際的なスポーツ統括組織で、IPC(国際パラリンピック委員会)の構成団体のひとつであり、IOC(国際オリンピック委員会)にも加盟しています。